2018.06.20
東京都水道局より、昨日行われたFIFAワールドカップ2018ロシア大会の
日本対コロンビア戦放映中の水使用量の変動について発表がありました。
<試合日のみの水量から分かること>
①試合中は水使用量が減少する。(前半:約17万m3/h、後半:約15万m3/h)
②ハーフタイム中は水使用量が増加する。(約19万m3/h)
<試合日と同じ火曜日(直近3週間分)の平均値との比較から分かること>
③試合前後・ハーフタイムは直近3週間分よりも増えている。(約5~10%増)
④試合中は直近3週間分よりも減っている。(約10%減)
これらのことから、
試合中ではなくハーフタイム中にトイレやシャワーを使用する等、
サッカー観戦をしている方々の動きによって、
水使用量に大きく影響を及ぼしていることが分かります。
特に水使用量の変動率に注目してみると、
・試合前半45分間で約3万m3減(約15%減)
・前半終了後5分間で約4万m3増(約25%増)
・試合後半45分間で約7.5万m3減(約40%減)
・試合終了後20分間で5.5万m3増(約48%増)
というように、短時間で大幅な増減をしています。
しかし、東京都水道局では、
「あらかじめ水量・水圧の調整を行うなど、お客さまに影響を与えないよう、
安定した水の供給に努めて」いただいているため、
私たちは当たり前のように水を使いたい時に使いたい量を使うことが出来ています。
こういった影のサポーターがいることにも気づいて頂けたら幸いです。